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高橋竜也が負傷判定負け、WBOアジア王座獲得ならず

2017年7月3日 20時52分

  WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定戦が3日、後楽園ホールの「ダイナミックヤングファイト」で行われ、同級4位の高橋竜也(ヤナグチ土浦)が同2位のジェトロ・パブスタン(比)に7回38秒負傷判定負け。スコアは67-66、67-65でパブスタン、残りが67-67だった。

高橋は追い上げ態勢に入っていたが無念のストップ

 28歳にしてキャリア38戦目の高橋が14年12月の日本王座挑戦以来のタイトルマッチ。試合開始早々、サウスポーのパブスタンが左ストレートをヒット。ラウンド中盤、今度は左ストレート、右アッパーのコンビネーションを決め、高橋の足元がフラついた。パブスタンはパワーは感じさせないが、滑らかなコンビネーションでボディも攻め、高橋はいきなりピンチを迎えた。

「初回に狂った」と高橋、パブスタンは大喜びだった

 高橋は2回にバッティングで左目尻をカットし、ここからフィジカルの強さを生かして圧力をかけ、比人を押し込むシーンもあるが、手数は少ないものの、左ストレート、右フックをヒットするパブスタンが有効打の数では上。高橋は4回、バッティングで今度は右目上部をカットした。

 高橋は出血がひどく、顔面を赤く染めながら前に出た。パブスタンのパンチを食らいながら、押し込んでボディブローを見舞うシーンもあったが、パブスタンのパンチを被弾するシーンが多い。7回に右目上部の傷が悪化してストップとなった。

 ストップの瞬間、キャンバスにひざまずいてがっくりの高橋は26勝19KO7敗5分。パブスタンは判定を聞いて大喜び。29勝8KO4敗6分。

◇66.0キロ6回戦
阪田壮亮(本多)[3-0(58-56、59-55、60-54)]山口拓也(ワールド日立)

◇S・バンタム級6回戦
上野太一(石川ジム立川)[2-1(59-55×2、57-58)]横山渉(厚木ワタナベ)

◇フライ級6回戦
桜井康弘(レパード玉熊)[2-1(58-57×2、57-58)]木橋卓也(上滝)

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