WBO世界S･フライ級チャンピオンの井上尚弥（大橋）が9月9日（日本時間10日）、米国デビューする会場がカリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターに決定。井上はイベントのセミで挑戦者6位アントニオ・ニエベス（米）と6度目の防衛戦を行う。試合を主催するK2プロモーションが明かした。

　メインは4階級制覇王者で3月にまさかの敗北で王座を失ったローマン・ゴンサレス（ニカラグア）と、WBC世界同級王者シーサケット・ソールンビサイ（タイ）によるダクレクトリマッチ。元WBC王者のカルロス・クアドラス（メキシコ）と、元フライ級2冠王者フアン・フランシスコ・エストラーダ（メキシコ）がWBC挑戦者決定戦を争うことも決まっており、同日はS･フライ級トップ選手によるトリプルヘッダーとなっている。

　スタブハブ・センターは西海岸を代表する複合スポーツ施設。同会場は8月26日にゴングとなるWBO世界S･ウェルター級王座決定戦、ミゲール・コット（プエルトリコ）vs亀海喜寛（帝拳）も行われる。