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木村隼人またも王座獲得ならず、ダッケルに判定負け

2017年7月19日 20時13分

 OPBF・S・フライ級タイトルマッチが19日、後楽園ホールで行われ、挑戦者11位の木村隼人(ワタナベ)は王者レネ・ダッケル(比)に0-3判定負け。スコアは113-115、112-116、111-117。ダッケルは3度目の防衛に成功した。

木村(左)は悲願のタイトル獲得ならず

 日本タイトルマッチに連敗している木村がスタートは積極的だったが、これまで日本人選手に3勝1敗1分のダッケルはこれをうまくいなし、右をボディ、顔面に打ち分けるボクシング。序盤戦は木村のボディ、ダッケルの右が決まるシーンがあるものの、決定打は互いに出ない。4回を終わっての採点は39-37×2でダッケル、残りが38-38と出た。

 木村は5回にボディ攻めで巻き返したが、ラウンド終盤に右アッパーを食らって後退。一方のダッケルも調子が上がらず、徐々に失速していく。7、8回は木村がボディ攻めで王者を追い込んだ。8回を終わって76-76×2、残り1人は77-75でダッケルを支持した。

失速気味のダッケルをとらえきれず

 ボディの効いた王者はあと少しで崩れそうにも見えるが、木村はダメージがあるのか、これを攻めきれない。逆に10回、ダッケルの右をもらって木村がふらつく。残り2ラウンドの勝負となったが、最後に失速したのは木村。11、12回と手が出ずにゴングとなった。調子の悪そうに見えながら勝利のダッケルは20勝6KO6敗1分。木村は21勝13KO6敗。

藤中は大村との再戦にTKO勝ち

◇ウェルター級8回戦
藤中周作(金子)[TKO5回1分14秒]大村朋之(FLARE山上)
 日本ウェルター級6位の藤中は15年8月、大村に初回TKO勝ちしている。今回も初回から長身の大村に右ストレート、左フックをヒット。2年ぶり復帰の大村はパンチへの反応が悪いが、前に出てボディ攻撃で懸命に対抗した。ボディ攻撃を食らって勢いをそがれた藤中だが、3回からボディを攻めて前に出る大村を攻略。5回に右ストレートでダウンを奪うと、主審がカウント途中でストップした。藤中は16勝11KO7敗2分。4連敗の36歳、大村は8勝4KO9敗。

◇ミドル級6回戦
細川チャーリー忍(金子)[TKO2回2分51秒]和田直樹(花形)

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