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八重樫東の進退はいかに? 揺れる胸中を語る

2017年7月25日 13時20分

  元3階級制覇チャンピオンの八重樫東(大橋)が25日、横浜市内のジムで開かれたクラウドファンディングの記者会見に出席。自らの進退について、現在の心境を語った。

記者会見に出席した八重樫(中右)と清水

 5月21日のIBF世界L・フライ級タイトルマッチ、ミラン・メリンド(比)にまさかの初回TKO負けを喫して王座陥落。直後は「悔しくてすぐにもう一度」という気持ちになり、試合翌日からトレーニングを再開した。大橋会長が「もういいよな」と引退を進めたため、会長に会わないように午前中に練習したという八重樫だが、悔しさが薄れるとともにモチベーションが低下。ジムから足が遠のいた。

 その間、自問自答し、先週からフィジカルトレーニングを再開。ダブル世界タイトルマッチのあった23日に大橋会長に電話を入れ、この日の記者会見出席を伝えた。

やるならS・フライ級で来年勝負?

 大橋会長は「やるにしても、もっとよく考えたほうがいい」と言いながら「やるなら4階級制覇でS・フライ級しかないだろう。年内に1試合やって来年一発勝負か」とも発言。八重樫も「ずっと挑戦する立場だったので、最後にそういう機会を会長が作ってくれると思う」と語った。

 すっかり“現役続行会見”のようになってしまったが、大橋会長が「明日になればまだ気持ちが変わるかもしれない」と言えば、八重樫も「壊れないように引退するのも大事」と結論は慎重に出す考え。いずれにしても記者会見を開いて正式に発表するという。

 今後は2人でじっくり話し合うほか、八重樫が敬愛する拓大の先輩、内山高志(ワタナベ)が進退について明らかにするのを待ちたい、とも語った。

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