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2017年7月29日土曜日

激闘、久我勇作が田村亮一に3-0判定で初防衛

 29日夜後楽園ホールで挙行された日本S・バンタム級タイトルマッチは、王者・久我勇作(ワタナベ)が5位挑戦者の田村亮一(JBS)に10回3-0の判定勝ち。2月に石本康隆(帝拳)から強奪したタイトルの初防衛に成功した。
 
 
 初回は左ジャブを差しながら久我の強打をはぐらかすボクシングだった田村が、2回に一転して左右ボディーで押し込むようになって試合はヒートアップした。攻撃的なチャンピオンも望むところと応じて、早くもこの回右フックで田村にクリンチを強いる。
 
 しかし田村は変則的な攻撃とタフネスで大いに対抗した。久我の右フックで効いても表情を変えず、打たれっぱなしにならず左右ボディーで削って出る。前半を終えてポイントは久我が大きく差をつけたが(49-46、49-47、50-45)、展開はまだ予断を許さない。
 
前半は久我リード、後半は田村が驚異的な粘り
 
 打撃戦は延々と続いた。7回の田村は右で一瞬久我を効かせる場面も。8回は押し込まれていた久我が終盤に猛攻。ピンチとチャンスが何度も行き来するタフな試合は、最終回までもつれ込んだ。この回まず久我がスパート。田村も当然のように盛り返し、左右のボディーで久我を押し込む。最後は久我が右アッパーで田村を泳がせ、攻め返して終了。
 
 結果的にスコアは97-94が2者に96-94で久我を支持した。久我は「やっぱりきつかったです」と驚異的な田村の粘りを称えた。「これだけ苦しい試合をクリアできたので、また成長できると思います」と激闘を振り返った。