2017年8月4日金曜日

赤穂亮が日本王座卒業宣言、あす齊藤裕太とV1戦

 あす5日後楽園ホール「ダイナミックグローブ」のメインイベント、日本バンタム級タイトルマッチの計量が4日、日本ボクシングコミッションで行われ、WBO同級8位で王者の赤穂亮(横浜光)が53.3キロ、挑戦者1位の齊藤裕太(花形)が53.4キロでリミットの53.5キロをクリアした。

 元OPBF・S・フライ級王者で2度の世界挑戦経験のある赤穂(30勝19KO2敗2分)は3月、田中裕士(畑中)との王座決定戦を制して日本王座を獲得。しかし、15年3月にWBO王者プンルアン・ソーシンユー(タイ)に敗れて以降は「ただ力でねじ伏せるボクシングになってしまった」と内容にはまったく納得していない。

赤穂はドネアの厚いサポート受ける

 3度目の世界挑戦、そしてタイトル奪取をするために、現在は距離をとってスピードを生かす本来のボクシングを探求。さらに4階級制覇王者のノニト・ドネア(比)が先月から練習に合流し、世界トップレベルの技術、気持ち、ボクシングへの取り組み方を伝授された。

 あすの試合は「これで日本は卒業だと思う。力の差はあると思うので、普通にやれば圧勝する」と通過点であることを強調。先につなげるためにもリニューアルした姿をアピールしたいところだ。

齊藤「チャンピオンになって人生を変える」

 一方、齊藤(10勝7KO7敗3分)は2012年全日本新人王でMVPを獲得しながら、その後は起伏に富んだキャリアを歩み、デビュー7年目で初めて日本タイトルマッチの舞台に立つ。

 赤穂の強打を認めながらも「アウトボクシングする選手よりはやりやすい」と打撃戦も辞さない考え。「自分は努力と根性で上がってきた選手。泥臭くても勝ち、チャンピオンになって人生を変えたい」と言葉に力を込めた。

 セミでは日本S・フェザー級8位、7戦無敗(3KO)のホープ正木脩也(帝拳)がプティポン・サイトーン(タイ)と同級8回戦。日本バンタム級12位の高橋竜平(横浜光)は入口裕貴(エスペランサ)とS・バンタム級8回戦を行う。