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加納陸、秋月楓大がヨガパワーで11.5三田興行出陣

2017年8月4日 23時34分

 大成ジムの丸元大成会長は4日、兵庫県三田市のジムで会見を開き、ジム期待の元OPBFミニマム級暫定王者、加納陸とOPBF・Sフライ級9位、秋月楓大が11月5日、三田ホテルの興行に参戦すると発表した。「三田から世界へ11」のメイン、準メインで、加納は日本ミニマム級9位の春口直也(橋口)、秋月はノーランカーの木久健次(大鵬)と対戦する。

大成ジム期待の秋月(左)と加納

 加納は昨年8月、井岡弘樹が持つ日本人最年少世界王者記録を目指して高山勝成(仲里=引退)に挑戦したが敗北。復帰戦勝利の後、今年5月にWBOアジアパシフィック王座を目指すもKO負けを喫し、これが2度目の復帰戦となる。

加納は再起に向けて体幹を強化

 加納は「このままでは加納はいなくなったと言われてしまう。今は体の強さを求め、体幹を鍛えているし、週1回、神戸の真正ジムでスパーリングも重ねています」とミニマム級戦線に再浮上を図る決意だ。

 加納と同様にタイ、フィリピンでデビューした秋月は国内で3勝。なかなか日本人の対戦相手が見つからなかったが、OPBFランキングに入ったことで試合を組むことができた。秋月は「僕は気持ちの強さがセールスポイント。そこを100%出してKO勝ちに結び付けたい」と初めての日本人選手との対戦に意欲を燃やしていた。

秋月は初の日本人対決に意欲

 2人はジムワークに加えてヨガを取り入れた練習も開始。呼吸法や関節の可動域を広げる取り組みを続けており、新たに「ヨガパワー」もみせてくれそうだ。

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