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田中恒成が東京合宿終了、カギはKOまでいかに崩すか

2017年8月5日 13時38分

 WBO世界L・フライ級チャンピオンの田中恒成(畑中)が4日、東京でのスパーリング合宿を終えた。田中は9月13日大阪でパランポン・CPフレッシュマート(タイ)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。

角海老ジムでスパーリングに励む田中(左)

 今回の滞在は4日間。東京・大塚の角海老宝石ジムを拠点に前日本王者の粉川拓也(宮田)や阪下優友(角海老宝石)らと連日グローブを交え、計28ラウンドのスパーリング。この間、次戦で共演するIBF世界S・バンタム級王者小國以載(角海老宝石)とマスボクシングも行った。

9.13共演の小國とマスボクシングも

 最終日も粉川と見ごたえのあるスパーを披露した田中は「今回はスタミナアップも目的の一つです」とクタクタの表情。パランポン戦に向けて「倒して勝ちたい」と力強く語った。「KOまでどうやって相手を崩すか、それが試合の最初の鍵になると思います」(田中)

 田口良一(ワタナベ)との激突への機運が高まる中、田中にすれば何としてもパランポンにいい勝ち方をして、さらにムードをあおりたいところだろう。それが今度の試合の重圧になるのでは? という問いには「何が起こるのかわからないのがボクシングですが、次があるかもという試合であってもキッチリ勝てる選手に俺はなりたい」と答えた。重圧どころか発奮材料にしているようだから頼もしい。

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