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金子大樹が引退を表明、元日本S・フェザー級王者

2017年8月11日 18時49分

 元日本S・フェザー級チャンピオンで世界タイトル挑戦経験もある金子大樹(29歳=横浜光)が11日、自身のブログで引退を表明した。https://ameblo.jp/daiki-k617/

 金子は7月9日、ロシアのエカテリンブルクでIBFライト級10位パベル・マリコフ(ロシア)と対戦して1-2判定負け。石井一太郎会長によると、帰国してすぐに金子から引退の意思を明かされたという。

 石井会長は「ロシアには覚悟を決めて乗り込んだと思う。試合終了ゴング直後のパンチでダウンし、検査のため救急車で病院に運ばれるなどダメージは大きかった。この試合だけでなく、ハードな試合が続いていた」と話すように、激戦が続いていたことが、引退の一つの要因になったようだ。

日本王座4度防衛、13年には内山高志に挑戦

 金子は愛知県田原市出身で、16歳のときの横浜光ジムに入門。05年に17歳でプロデビューした。鋭いジャブと右の強打で頭角を現し、12年に岡田誠一(大橋)を下して日本S・フェザー級王座を獲得、4度の防衛を成功させた。13年大みそかに、WBA同級王者の内山高志に挑戦し、10回にダウンを奪ったものの判定負けを喫した。

 再起後は打ちつ打たれつの打撃戦が増えた印象。ロシアの試合がラストファイトとなった。生涯戦績は28戦21勝14KO4敗3分。石井会長によると、今後はボクシングを離れ、後援会関係の会社で第2の人生をスタートさせるという。

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