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秋田屋がOPBF女子アトム級V1、ランカー丸岡敗れる

2017年8月12日 22時11分

 創立20周年を迎えたワイルドビートジム主催の「第7回ボクシングビート」は12日、大阪府豊中市の豊中ローズ文化ホールで開かれ、メインのOPBF女子アトム級タイトルマッチ8回戦は、チャンピオンの秋田屋まさえ(39=ワイルドビート)が挑戦者の同級5位、荒瀬あかり(35=ヨシヤマ)を6回負傷判定で下し、初防衛に成功した。

秋田屋(左)は負傷判定ながら初防衛成功

 セミのS・ライト級8回戦は、日本同級7位、丸岡裕太(尼崎亀谷)がタイ人選手のパンチで右目がふさがり4回負傷TKO負けを喫した。アンダーカードのバンタム級8回戦はOPBF同級11位の荒木哲(斉藤)が5連勝をマーク。62キロ8回戦は、中野和也(花形)が橋本拓也(ワイルドビート)と2回にダウンの奪い合う熱戦を制し、TKOで2年ぶりの勝利を飾った。

◇OPBF女子アトム級タイトルマッチ
秋田屋まさえ(ワイルドビート)[6回1分27秒負傷判定3-0(58-57×2、58-56)]荒瀬あかり(ヨシヤマ)
 キャリア優位の秋田屋はワンツー主体に組み立て、ボディを狙いにくる荒瀬に右ストレートをヒットする立ち上がり。2回、荒瀬は強引に飛び込んで連打、秋田屋の上体をのけぞらせた。しかし、細かいパンチは秋田屋が一枚上で、荒瀬の前進を阻んだ。4回の公開採点では三者が2ポイント秋田屋有利とした。

荒瀬は後半追い上げるも無念

 ここから荒瀬が猛反撃に転じるも、秋田屋が連打を許さない。6回に荒瀬が飛び込んだところで偶然のバッティング。秋田屋の右目上がカット、出血したためドクターチェック。試合が再開されたが、出血が止まらず、2度目のチェックで試合がストップされた。荒瀬にとっては逆転を狙えただけに、惜しい負傷判定となった。初防衛の秋田屋は12勝4KO6敗2分、タイトル初挑戦が実らなかった荒瀬は5勝1KO4敗。

日本7位の丸岡裕太はタイ人選手に不覚

◇S・ライト級8回戦
デットアナン・ロンリアンギラーコラート(タイ)[負傷TKO4回1分27秒]丸岡裕太(尼崎亀谷)

◇バンタム級8回戦
荒木哲(斉藤)[3-0(79-73×3)]神之浦博(真正)

◇62キロ8回戦
中野和也(花形)[TKO2回2分40秒]橋本拓也(ワイルドビート)

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