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亀海「犬のように追いかけ、ゴリラのように殴る」

2017年8月18日 21時36分

  プエルトリコのスター、ミゲール・コットとのWBO世界S・ウェルター級王座決定戦に挑む亀海喜寛(帝拳)が18日、都内のジムでスパーリングを打ち上げた。試合は26日(日本時間27日)、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターでゴングとなる。

スパーの亀海はとにかくよく手を出した

 この日、亀海はパートナーのグスタボ・ガリバイ(メキシコ)と4ラウンドのスパーリングを敢行。スタートから圧力をかけて手数を出すという自らのスタイルを貫き、本格的なスパーリングを終了した。これで実戦練習は19日のマスボクシングを残すのみ。

 もともとディフェンス力に定評のあった亀海は、海外で勝ち負けを繰り返し、現在の攻撃的なスタイルを確立した。打倒コットにあたっては、このスタイルをさらに高いレベルでやろうというのが亀海の考えだ。そこで田中繊大トレーナーとの会話で生まれた標語が「狂った犬のように追いかけ、グローブをつけたゴリラのように殴りまくる」だった。

コット攻略へ「戦い方に迷いはない」

 モハメド・アリの「蝶のように舞い、蜂のように刺す」と比べるとスマートさには欠けるものの、コット攻略にはピッタリのフレーズと言えるだろう。近年の試合からコットは足を使うことが予想され、亀海は体格でコットを大きく上回るというアドバンテージを持つからだ。

 亀海は「(相手は)レジェンドですからこちらをなめるは当然。ただ、それをひっくり返すチャンスは必ずあると思う。戦い方に迷いはありません」とキッパリ。あす19日に国内最後の練習をして、20日にアメリカへ旅立つ予定だ。

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