■WBO世界S･フライ級チャンピオンの井上尚弥（大橋）があす21日発売となる総合週刊誌「AERA」の表紙に。井上は来月9日（日本時間10日）、米ロサンゼルス近郊のスタブハブ・センターで同級7位アントニオ・ニエベス（米）と6度目の防衛戦を行う。当日はWBC世界S･フライ級王者シーサケット・ソールンビサイ（タイ）と前王者ローマン・ゴンサレス（ニカラグア）のリマッチをメインとするS･フライ級トリプルマッチ。

■その9日のイベントでアンダーカードに出場する元2階級制覇王者ブライアン・ビロリア（米）の対戦相手がミゲール・カルタヘナ（メキシコ）に決定。フライ級でWBO3位など4団体で上位にランクしているビロリア（37勝22KO5敗）は今年、帝拳ジムと契約を交わし、3月に両国国技館での再起戦に勝利。世界再挑戦を目論む。カルタヘナ（15勝6KO3敗1分）はWBOフライ級13位で、4月に後楽園ホールで元世界王者の五十嵐俊幸（帝拳）と対戦して3回負傷引き分け。

■WBO世界S･ウェルター級9位にランクされる野中悠樹（井岡弘樹）が10月14日に豪州ブリスベンで予定しているWBO同級3位デニス・ホーガン（豪）との一戦は、当初発表されたWBOアジアパシフィック同級王座ではなく、ホーガンが保持するWBO同級オリエンタル王座がかけられる模様。