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亀海喜寛がアメリカへ、大物コット撃破に準備万端

2017年8月20日 18時42分

 WBO世界S・ウェルター級王座決定戦で、プエルトリコのスター、ミゲール・コットと対戦する亀海喜寛(帝拳)が20日夜、成田空港から渡米した。試合は26日(日本時間27日)米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターでゴングとなる。

田中トレーナーと米国に旅立つ亀海(右)

 成田空港で取材に応じた亀海は、大舞台を目前に控えても、いつもと同じようにクールだった。「試合の話を聞いたのが3月で、いつもより長い時間、ハードなトレーニングができた。スタミナ、フィジカルを強化することができた」とまずはこれまでの準備に自信を見せた。

 コットに対し「1ラウンドから12ラウンドまで圧力をかける」作戦を貫くために、コンディショニングも細かいところまで気を遣った。たとえば今回の試合時間は夜9時45分入場と分かっているため、ロードワークを夜に行うなど、あえて夜型の生活を送った。

 また、5月下旬に記者会見に出席するため渡米した際、飛行機で一睡もしなかったところ、これが時差対策に効果を発揮することを発見し、今回も「できるだけ寝ない」でアメリカに乗り込む予定だ。

 2011年に初めてアメリカで試合をしたころは、食事から睡眠まで戸惑うことが多く、調整に失敗したこともあった。アメリカで計8試合を戦い経験値を着実に上げ続けた亀海。大物コット撃破に挑むにあたり、抜かりはないようだ。

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