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2017年8月22日火曜日

“パンチ”山下賢哉がワンパンチKO勝ち、日本ユース

  日本ユース初代王座決定トーナメントの決勝が22日、後楽園ホールで行われ、メインのS・フライ級8回戦は、パンチパーマがトレードマークの日本フライ級9位、山下賢哉(白井・具志堅S)が日本S・フライ級3位の田之岡条(小熊)を1回52秒で下すなど、4階級で初代王者が決まった。あす23日は3階級の決勝が行われる。

◇S・フライ級決勝
山下賢哉(白井・具志堅S)[TKO1回52秒]田之岡条(小熊)
 15年2月に田之岡の勝利に終わっているリマッチはまさかの幕切れ。サウスポーの田之岡に対し、山下はボディから崩そうとして開始40秒すぎ、フェイントをかけて右フックを振り下ろすと、田之岡がこれを食らって背中からバッタリ。主審がカウント途中でTKOを宣告した。リベンジ成功の山下は11勝8KO3敗。まさかの敗戦となった田之岡は14勝1KO4敗1分。

◇フェザー級決勝
溜田剛士(ヨネクラ)[TKO3回終了]小坂烈(真正)
 長身の小坂は長い距離から右ストレートを打ち込み、溜田はボディから右を決めて、試合は初回から白熱。溜田の右で小坂の動きが一瞬止まった。しかし、小坂は右ストレート、左ボディで対抗したが3回、パワーで上回る溜田が左を合わせる小坂がうずくまるようにダウン。ラウンド終了後に棄権を申し出た。3試合ぶりに勝利の溜田は14勝12KO3敗2分。小坂は7勝3KO3敗。

◇ライト級決勝
富岡樹(REBOOT)[2-1(77-75、77-76、76-77)]粕谷雄一郎(石川ジム立川)
 アマ出身の富岡はリーチとスピードに恵まれ、フットワークを使い、単発ながら軽打を重ねるボクシング。日本S・フェザー級7位の粕谷は圧力をかけていくが、近づくとクリンチにはまった。中盤に進むと富岡の動きが少しずつ鈍り、粕谷のボディを攻めて試合は拮抗。終盤は富岡も立て直し方に見えたが、最終回は粕谷が優勢だった印象。軍配は富岡に上がった。富岡はデビューから4連勝(1KO)でベルト獲得。3戦連続白星から見放された粕谷は9勝1KO2敗1分。

◇S・フェザー級決勝
三瓶数馬(協栄)[2-0(78-75、77-76、76-76)]石井龍誠(伴流)
 サウスポー対決は三瓶が初回、ボディ攻撃から上につなげて先制。三瓶は2回以降も圧力をかけて手数で上回り、長身の石井は手数こそ少ないものの、鋭いコンビネーションを時折ヒットさせた。5回、石井の逆ワンツーなどが立て続けにヒットして三瓶が後退。石井がペースを握るかに思われたが、ここを三瓶が踏ん張ると、再び前に出てボディを攻め、スタミナと手数で上回って接戦を制した。ここ5試合で1勝4敗と苦しんでいた2013年全日本新人王の三瓶は判定を聞いて涙。13勝4KO4敗。石井は7勝4KO4敗。

◇S・バンタム級8回戦
上岡泰(元気)[TKO2回1分50秒]ソンセーンレック・ポスワンジム(タイ)
 サウスポーの上岡は15年10月、現日本S・バンタム級1位の中川勇太(角海老宝石)に敗れて以来の復帰戦。2回、右を狙うソンセーンレックに対し、左ボディを効かせて右フックでダウンをゲット。立ち上がったタイ人を再び右フックで沈めた。1年10か月ぶりのリングで勝利の上岡は10勝6KO4敗2分。