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2017年8月27日日曜日

亀海喜寛は金星ならず、コットに大差判定負け

 WBO世界S・ウェルター級王座決定戦が26日(日本時間27日)、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われ、同級6位の亀海喜寛(帝拳)が元4階級制覇王者で同級1位のミゲール・コット(プエルトリコ)に0-3判定負け。ビッグネームから金星を奪う夢はかなわなかった。スコアは120-108、118-110、119-109。

 体格で上回る亀海は「初回からフルアクションでいく」という作戦通りの立ち上がり。コットに圧力をかけ、ボディブロー、アッパー、右ストレートを見舞っていった。

初回は亀海が圧力をかけたが…

 コットも足を使いながらジャブ、左ボディで応戦。2回にピッチを上げ、亀海のプレスをうまくかわしながら、アッパーを立て続けにヒットし、亀海の顔面が早くも鼻血で染まった。

 その後は、亀海が圧力をかけるが、コットは多彩な角度からパンチを繰り出し、ヒットをいくつか重ねると、さっと動いて亀海を翻弄していく。亀海は前に出るものの、手数がなかなか伸びなかった。逆に被弾が増え、右ストレートは左フックをもろに食らうシーンが増えていく。

 劣勢の亀海は終盤もコットを追いかけるものの、すっかりペースを握ったコットは失速してくれなかった。亀海は11回にボディ攻撃を見せたが、コットも左を決めて譲らない。結局、亀海はタフネスぶりをアピールしたものの、最後までコットを崩すことはできなかった。

コットは予定通り年内引退を宣言

 36歳のコットは15年11月のサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)戦以来、1年9か月ぶりのリングで勝利。リング上で「亀海はタフだった」と対戦相手をたたえた上で「もう十分に戦った。やりすぎたくらいだ。12月にもう1試合やって終わりだ」と年内の引退をあらためて宣言した。戦績は41勝33KO5敗。世界初挑戦失敗の34歳、亀海は27勝24KO4敗2分。Photo/SUMIO YAMADA