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久保隼&ローマン計量合格、前座でOPBFと日本王座戦

2017年9月2日 16時38分

 あす島津アリーナ京都でゴングが鳴るWBA世界S・バンタム級タイトルマッチの計量が2日、京都市内のホテルで行われ、出場の両選手そろって一発でクリアした。チャンピオンの久保隼(真正)、2位挑戦者ダニエル・ローマン(米)ともにアンダーの55.2キロ。

王者久保(右)は内容にもこだわってV1を目指す

 ローマンとの対決をあすに控えても久保は普段の久保だった。「計量で終わりではないので。前回同様、体重がうまく落ちてよかったと思う程度です」。奪う立場から守る立場に変わったものの、「試合で新しい発見や課題をみつけたい」と自身の成長を期して上がるリングであるのは同じ。内容にこだわって勝利を手にするつもりだ。

 一方のローマン。敵地挑戦ながらこちらもピリピリとした雰囲気を醸し出す わけではなく、リラックスしている。昨夜も魚を食べたといい、コンディショニングは順調だった。「1月からトレーニングしてきたからね。あすはそれを出します」とニコニコした顔で語った。久保同様、本番のリングでいかに“変身”するのか注目される。

王者小西(右)と世界挑戦経験2度の小野が挑む

 また前座で挙行されるタイトルマッチ2試合も計量は滞りなく終わった。日本ミニマム級戦は王者小西伶弥(真正)と挑戦者小野心(ワタナベ)がともにリミットの47.6キロでパス。OPBFライト級戦は王者中谷正義(井岡)が61.2キロ、挑戦者ライアン・セルモナ(比)は61.0キロだった。

実に8度目の防衛戦を迎えた中谷(左)

 現役のOPBF王者で最多8度目の防衛がかかる中谷は「今回はうまく調整できました」と安どした表情を見せた。減量は7キロほどというが、182センチの長身であるだけに決して楽な作業ではない。「練習してきたことを出して、確実に勝っていくだけです」。タイトルを守りつつ上をうかがう。

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