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小西伶弥が2-0判定で初防衛 日本ミニマム級戦

2017年9月3日 15時10分

 3日、島津アリーナ京都のWBA世界S・バンタム級戦前座で行われた日本ミニマム級タイトルマッチはチャンピオン小西伶弥(真正)が1位挑戦者小野心(ワタナベ)に10回2-0の判定勝ち。4月に決定戦を制して手にしたタイトルの初防衛に成功した。スコアは97-92、97-91、94-94。
 
 オーソドックスの小西とサウスポーの小野、ともに利き手のストレートが浅く入って初回早くも互いの攻勢が強まった。案の定、3回に両者はバッティングでクラッシュ。小野は右マブタ、小西は頭から出血した。
 
 小野は左ストレート、小西は左ボディーでヒットし合う展開となったが、もみ合う場面も多い。前半戦のポイントで優勢だったのは小西だが、4回は小野が、そして6回には小西がホールディングによりそれぞれ減点1を食らった。
 
 その後も小野が8回に左マブタ、9回は小西が右マブタをこれも偶然のバッティングでカット。どちらも最後まで攻めの意欲は感じさせたものの、これといったヤマ場は訪れず、試合終了のゴングが鳴った。
 
 思うような勝ちを収められなかった小西に笑顔はなかった。「応援してくれた人たちに申し訳ない姿を見せてしまいました。きょうのデキじゃ全然ダメです。先週、世界を獲った(同門の)山中竜也の足元にも及びません」。小西の戦績は14戦全勝(5KO)。敗れた小野は32戦20勝(4KO)9敗3分となった。
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