2017年9月9日土曜日

井上尚弥あす米国デビュー戦!「人生の分岐点」

  S・フライ級トップ選手が終結するイベント「SUPER FLY」の計量が8日、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われ、米国デビュー戦を迎えるWBO世界S・フライ級チャンピオンの井上尚弥(大橋)はリミットの115ポンド(52.16キロ)、挑戦者7位アントニオ・ニエベス(米)は113.8ポンド(51.61キロ)で明日の試合に進んだ。

 これがV6戦となる井上はニエベスと恒例のフェイスオフをして計量を終えると、日本から駆け付けたファンに両手を上げて自信の笑顔。ファンから声援が上がるアメリカ式の計量に「公開されているし、日本とは雰囲気が違う。テンションが上がりました」とやる気を高めた。

 今回の「SUPER FLY」はシーサケット・ソールンビサイ(タイ)とローマン・ゴンサレス(ニカラグア)の再戦がメインイベントだが、メディアの注目度の高さは米国初登場の“モンスター”井上が上回る。

 それだけ期待値が高いということで、ハードルも上がっているわけだが、井上はどこか楽しげだ。大橋秀行会長は「この環境でリミットぴったりで計量を終えたので驚いた。(プレッシャーの大きな場面で)尚弥はウキウキ、ワクワクして楽しそう。日本のボクサーに独特の悲壮感がない」とそのハートの強さに太鼓判を押した。

 挑戦者のニエベスはKO負けがなく、この日も気合いの雄たけびを上げるなど、注目の井上を下して一気に名を上げようとこちらもモチベーションはマックスだ。やる気のある挑戦者は王者の望むところ。井上は「ボクシング人生の分岐点となる試合。初回からフルでいきます」と衝撃アメリカデビューを誓った。

 試合の模様は10日午前10時からWOWOW「エキサイトマッチ」で生中継される。またフジテレビが同日深夜2時25分から「井上尚弥 in USA世界戦V6」を放送(関東地区)。