2017年9月12日火曜日

ダブル世界戦計量 小國、岩佐、田中が一発クリア

 ダブル世界戦の計量が12日、大阪市内のホテルで行われ、出場の4選手全員が一発で合格した。メインのIBF世界Sバンタム級戦は、王者小國以戴(角海老宝石)と3位挑戦者の岩佐亮佑(セレス)ともに55.2キロ。もうひとつのWBO世界L・フライ級戦は、王者田中恒成(畑中)がリミットの48.9キロ、13位挑戦者パランポン・CPフレッシュマート(タイ)は48.7キロだった。

小國はゲン担ぎの赤髪、チャレンジの青グローブ

 高校時代に負けた岩佐とプロの世界タイトルをかけて再戦することになった小國は「不思議な気分。すごいことですね」た感慨を述べた。  あす使用するグローブは青色を選択。これは初挑戦でグスマンを破った試合と同色であると同時に、岩佐に挑むという気持ちを込めたものだ。また、今回のように赤く染めた髪で臨んだ試合はすべてKO勝ちしているという。

岩佐は“そのときの気分”で黄色グローブ

 一方の岩佐も小國同様に仕上がりのよさをうかがわせた。こちらは黄色グローブを選んだのは、「そのときの気分です」。ハスキンス戦以来2度目の世界挑戦を前に「今回はラストチャンス」とあらためて言い表した。

「ゴングが鳴ってから、小國さんがどんな作戦で来るのかを把握して、リングで対応したい」と自信ありげ。勝って小國のベルトと高級外車フェラーリのゲットを誓う。

田中「フェラーリはもらえないけどがんばる」

 またセミの田中はやはり減量は楽ではないようだが、調子のよさについては自ら保証した。「あすはすごいボクシングをしたい。圧倒的に勝ちます」と節目の10戦目で自己ベストの試合を披露すると宣言。最後に「俺は勝ってもフェラーリはもらえませんが一生懸命頑張ります」とやって、会場の笑いを誘った。

 田中に挑むパランポンはダブル世界戦で唯一の外国人選手となるが、「特に緊張してませんよ」とこちらもリラックスしている。田中戦のために3ヵ月間の集中トレーニングを敢行したそうで、「ベルトは必ずタイに持って帰りますよ」と番狂わせに燃えている。