2017年9月17日日曜日

ゴロフキン×カネロはドロー! ミドル級戦決着つかず

 16日(日本時間17日)アメリカ・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで挙行された世界ミドル級タイトルマッチは、王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と挑戦者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)が12回フルに戦って何と三者三様のドロー。スコアは115-113(ゴロフキン)、118-110(アルバレス)、114-114だった。今回の試合にはWBAスーパー、IBF、WBC、さらにマイナー団体のIBO王座がかけられており、ゴロフキンの保持する最長王座のWBAは19度目の防衛となった。
 
会場は2万人超、カネロが好調な滑り出し
 
 2万2358人をのみこんだ会場。ジャブの差し合いで試合はスタートしたが、出だしはゴロフキンの動きよりもカネロのクイックなブローが目立つ。これをジャブのみならず、左ボディー、アッパーと王者ゴロフキンのプレスに臆せず打っていく。
 
 しかしゴロフキンも圧力を重厚にかけて出る。5回はカネロがロープを背負って互いにカウンターブローの応酬。ここでゴロフキンが右をねじ込む。続く6回以降はゴロフキンの強いプレッシャーに対し、カネロはロープを背にしての攻防シーンが増した。
 
 カネロは8回、出てくるゴロフキンに右アッパーをヒット。しかし帝王はケロリとして前へ出続ける。9回はカネロがリング中央でパンチ交換に応じる。いい右クロス、コンビネーションを決めるがゴロフキンも鬼の表情のままで弱ったところを見せない。
 
 10回なおもカネロは前へ。左フックからの右ストレートでゴロフキンのバランスを崩させるなど奮闘。それでもゴロフキンも最後まで大崩れはせず、試合を支配して、ミドル級頂上決戦は白熱の攻防の末に試合終了ゴングを聞いた。
 
ゴロフキン「引き分けになったのは僕のせい」
カネロ「勝っていたと思う」 リマッチ応じる構え
 
 ややゴロフキン優勢と見えた試合だったが、発表されたスコアはドロー。「引き分けになったのは僕のせい。ビッグドラマを見せたかったけど」とゴロフキン。カネロは「ゴロフキンは噂ほどではない。勝っていたと思う」と語り、ともにリマッチに応じるコメントを残した。
 
 ジャッジ3人がラスト3ラウンドをカネロにつけており、カネロが追い付いてドローに持ち込んだ形だった。ゴロフキンは37勝33KO1分、カネロは49勝34KO1敗2分となった。