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2017年10月1日日曜日

清水聡あす初タイトル戦、来年の世界挑戦を視野

 ロンドン五輪銅メダリストの清水聡(大橋)が2日、後楽園ホールでOPBFフェザー級王者ノ・サミュング(韓)に挑戦する。1日、日本ボクシングコミッションで行われた計量は、両選手ともリミットの57.1キロで合格した。

 昨年のプロデビューから3戦連続KO勝ち。最速タイ記録となる4戦目でOPBF王座に挑むサウスポーがさらにレベルアップして初のタイトルマッチに挑む。

トレーニングの成果でパワーアップ

「前回よりも体がゴツくなった」と言うのは体幹トレーニングの成果だ。「体重が乗った速いパンチが打てている。パンチ力はつきましたね」と清水。クリンチをされても軸がぶれず、持ち前の距離を取ったボクシングに加え、「接近戦でのショートパンチ、ボディブローがうまくなった」(大橋秀行会長)とボクシングの幅を広げている。

 スパーリングでは、先月22日WBO同級王者オスカル・バルデス(メキシコ)に挑戦し、ダウンを奪いながら敗れたゼネシス・カシミ・セルバニア(カシミ)や、28日のWBOアジアパシフィック同級王座決定戦で天笠尚(FLARE山上)を下したリチャード・プミクピック(比)らとスパーリングを重ね、完璧に仕上げてきた。

大橋会長は俳句で激励

 来年の世界挑戦が期待される清水について、最近、NHKの俳句番組に出演した大橋会長は「時がきた 銅メダルから 秋の夢」と詠んだ。「いけそうな気がします」とほほ笑んだ清水は「明日の試合に集中します」とすぐに気を引き締めた。

 6月に前王者の竹中良(三迫)を10回KO、番狂わせでタイトルを奪取し、WBC14位にランクされるノ(11勝4KO3敗)は初防衛戦でいきなり五輪メダリストを迎え、やや落ち着きがない印象。計量直後は口数こそ少なく、「左ストレーをもらわず、KOでも判定でもいいから勝ちたい」と静かに語った。

 セミでは3度の世界挑戦経験を持つ元日本、OPBFフェザー級王者で現WBC12位、IBF10位の細野悟(大橋)と、6連勝と勢いの乗るサウスポー、日本9位の阿部麗也(KG大和)が対戦する。

 再浮上を目指す33歳のベテラン細野(33勝22KO3敗1分)と、勢いのある24歳阿部(14勝7KO2敗)の一番は注目の好カード。細野は「しっかり倒してアピールしたい」と言葉に力をこめた。