2017年10月5日木曜日

WBCヘビー級戦、ワイルダーvsオルティスは中止

 11月4日ニューヨークのバークレイズ・センターで予定されていたWBC世界ヘビー級タイトルマッチ、王者デオンタイ・ワイルダー(米)と挑戦者ルイス・オルティス(キューバ)が中止となった。WBCのマウリシオ・スライマン会長が4日、総会を開催中のアゼルバイジャンで発表した。

 オルティスはVADAが実施したドーピング検査で、パフォーマンスを高める禁止薬物の陽性反応が出たことが9月22日に発覚。ワイルダーは無敗のハードパンチャー“キングコング”オルティスとの対戦を強く望んでいたが、クリーン・ボクシング・プログラムを推進するWBCはこれを認めなかった。

 これにより、ワイルダーは前王者で指名挑戦者のバーメイン・スタイバーンとの対戦が義務付けられる。スタイバーンは4日の興行で、ドミニク・ブラジール(米)と対戦する予定で、そのまスライドしてワイルダーに挑戦することになりそう。両者は15年に対戦、ワイルダーがスタイバーンから王座を奪った。

 ワイルダーにとって対戦相手の薬物違反で試合が中止になるのはこれが3度目。なお、11月4日のリングでは、近藤明広(一力)とセルゲイ・リピネッツ(ロシア)によるIBF世界S・ライト級王座決定戦も組まれている。