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吉田実代が高野人母美に勝利、初の日本女子王者に

2017年10月6日 22時57分

 日本女子初代バンタム級王座決定6回戦が6日、後楽園ホール「DANGAN195」で行われ、同級2位の吉田実代(EBISU K's BOX)が同級1位の高野人母美(協栄)に3-0判定勝ち。初代日本女子バンタム級女王に輝いた。スコアは58-57×3。

吉田(右)は初回から高野に襲い掛かった

“モデルボクサー”として注目を集め、元OPBF女子S・バンタム級王者にして世界挑戦経験のある高野と、元総合格闘技、キックボクシング選手でシングルマザーの経歴を持つ吉田。177センチの長身でロングレンジからのパンチが強い高野に対し、本来は中間距離を得意とする吉田がスタートからインファイトを仕掛けていった。

 高野は吉田の入り際に右ストレート、右アッパーをカウンターで打ち込むスタイル。しかし、吉田にインサイドに入られ、クリンチを繰り返す展開となる。吉田はクリンチ際にもしつこくパンチを繰り出して、高野を嫌がらせた。

 徐々に吉田のプレスが効いてきて、中盤は吉田の右フックがヒットするシーンも。最終回は高野が盛り返し、打撃戦を展開してゴング。吉田に軍配が上がった。

実衣菜ちゃん、加山会長らと喜びの記念撮影

 判定コールを聞いた吉田は涙を流し、2歳の愛娘、実衣菜ちゃんを抱き上げて満面の笑みを浮かべた。戦績は8勝1敗。「打ち合いが楽しかった」と試合後語った高野は10勝7KO3敗。 日本女子初代王座決定戦はあと4階級で行われる。

<DANGANルーキーズトーナメント4回戦>

◇S・バンタム級
谷川生馬(厚木ワタナベ)[引き分け1-1(39-37、37-39、38-38)]神田拓也(SRS)
※優勢点により谷川が次戦進出
松本章(沼田)[TKO2回1分4秒]山崎雄大(レイS)

◇S・フェザー級
佐藤諄幸(厚木ワタナベ)[3-0(39-36×3)]関一機(SRS)

<DANGAN-C級トーナメント4回戦>

野口は初回にカウンターでダウンを奪って判定勝ち

◇S・バンタム級
野口貴彦(世田谷オークラ)[2-1(38-37×2、37-38)]谷田光希(角海老宝石)

◇S・フライ級
花森成吾(JBS)[TKO2回2分16秒]高木駿(レイS)
碇瑠偉(厚木ワタナベ)[引き分け1-1(39-38、37-39、38-38)]佐藤己吹(協栄)
※優勢点により碇が次戦進出

元気のいいボクシングで勝利した大保(右)

◇フェザー級
大保龍球(神奈川渥美)[3-0(40-36×3)]渡辺和幸(稲毛)
齋川卓也(ワタナベ)[3-0(39-37、40-37、40-36)]太田魁星(E&Jカシアス)

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