2017年10月11日水曜日

勅使河原弘晶「輪島ジムにベルトを」あすWBO・AP戦

 あす11日後楽園ホールでゴングとなる「ダイヤモンドグローブ」の計量が10日、日本ボクシングコミッションで行われ、メインのWBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチは、王者ジェトロ・パブスタン(比)と挑戦者5位の勅使河原弘晶(輪島功一S)がともにリミットの53.5キロであすの試合に進んだ。

 今回がキャリア初のサウスポー戦となる勅使河原(14勝8KO2敗2分)はIBF世界S・バンタム級王者の岩佐亮佑(セレス)をはじめ、鈴木悠介(三迫)、阿部麗也(KG大和)、中川健太(レイS)、武田航(角海老宝石)、日野僚(川崎新田)らランカークラスのサウスポーとスパーリングをして左対策に没頭した。その結果「最初は苦手だったけど、いまは得意気味になっている」との手ごたえを得た。

長谷川穂積氏のアドバイスに刺激

 さらに試合3週間前には、共通の知り合いである漫画家の高橋ツトム氏を通じて、神戸の長谷川穂積さんを訪れ、スパーリングの映像をみながら多くのアドバイスをもらった。「ボクシングに対する考え方とか、まだまだ甘いと指摘された」というが、元3階級制覇のカリスマから指導を受け、モチベーションは大いに高まった。長谷川さんは11日の試合を観戦予定。

 輪島功一会長にあこがれてジムに入門し、プロデビューをはたしてから6年あまり。輪島ジム初のベルト獲得をかける勅使河原は「ベルトを奪って手ぶらで入院させてやります」と快勝で会長にベルトをささげる意気込みだ。

 一方、王者パブスタン(29勝9KO4敗6分)は7月、高橋竜也(ヤマグチ土浦)との王座決定戦に7回負傷判定勝ちして王座に就いた。16年2月には当時のWBO王者プンルアン・ソーシンユー(タイ)い挑戦し、7回負傷判定負けをしたキャリアを持つパブスタンは「勅使河原は強いと思うが、弱点もある」と不敵に言い放った。

元日本王者の戸部洋平が復帰戦

 なおセミでは元日本S・フライ級王者の戸部洋平(三迫)がおよそ1年3か月ぶりの復帰戦。日本フェザー級7位の荒谷龍人(KG大和)は元ランカーの大坪タツヤ(T&T)は58.0キロ契約8回戦を行う。