2017年10月13日金曜日

大竹秀典が判定V2、20歳の丸田陽七太は及ばず

 OPBF・S・バンタム級タイトルマッチが13日、後楽園ホール「ゴールデン・チャイルド・ボクシングvol.121/DANGAN196」のメインで行われ、IBF14位、WBC13位にランクされる王者の大竹秀典(金子)が挑戦者1位の丸田陽七太(森岡)に3-0判定勝ち。2度目の防衛に成功した。スコアは116-111×2、117-111。試合の模様はTBSで16日(月)26時5分から放送される。

 36歳の大竹がゴングと同時に丸田に圧力をかけた。リーチのある20歳丸田はジャブを突きながら、大竹の動きをうかがう。ラウンド終盤、大竹がコーナーに丸田を押し込んでボディ攻撃を見せた。

大竹が16歳差対決を制す

 その後も、大竹は2回に左拳を痛めたという丸田を何度をロープに押し込み、アッパーやボディブローを細かく見舞った。4回を終わっての採点は39-38、38-38×2と大竹がわずかにリード。丸田は守っては決定打を許さず、攻めては鋭いジャブ、ボディブローを放つシーンもあるのだが、いずれも単発で次の攻撃につながらない。

 大竹は中盤に入るとペースアップ。丸田にロープを背負わせ、しつこくパンチを放って自分の世界に丸田を引きずり込んでいく。8回は丸田をロープにくぎ付け。丸田は頭をつけてカウンターを狙うが、状況を変えることはできない。8回を終わって78-74×3で大竹がリードを広げた。

 終盤に入ってもペースは変わらず、大竹はゴリゴリと攻め続け、丸田は打開策を見いだせないまま。丸田は最終回にラッシュしたが、時すでに遅しだった。

大竹「老獪さにもっと磨きをかける」

 36歳の大竹は14年11月、英国でWBA同級王者 スコット・クイッグ(英)に敗れてからOPBF戦を3試合を含んで8連勝。キャリアの差を存分に見せつけてホープを下し、世界再挑戦に望みをつないだ。「36歳なので老獪さにもっともっと磨きをかけていきます」と大竹。戦績は29勝13KO2敗3分。

 プロデビュー戦でいきなり世界ランカーに勝利し、3戦目でWBCユース王座を獲得した丸田は才能の片りんを見せたもののプロ初黒星。5勝4KO1敗。