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DANGAN-A級T コーチ義人と三代大訓が決勝進出

2017年10月16日 21時16分

「DANGAN-A級トーナメント」が16日、後楽園ホールで開催され、S・フェザー級は元中央大主将の三代大訓(ワタナベ)が、S・バンタム級はコーチ義人(角海老宝石)がそれぞれ決勝進出を決めた。1月13日の決勝で、三代は日本同級6位の正木脩也(帝拳)と、コーチは日本フェザー級12位の日野僚(川崎新田)と対戦する。

終盤に右をヒットするコーチ、最後までペースを貫いた

<A級トーナメント=6回戦>
◇S・バンタム級
コーチ義人(角海老宝石)[3-0(59-55×2、60-54)]熊谷直昭(T&T)
 元全日本新人王で、今年6月に5年のブランクをへて復帰したコーチはジャブを突いてオーソドックスなボクシング。熊谷はガードを下げたり、いきなり飛び込んだりとトリッキーなボクシングで、試合はなかなかかみ合わなかった。それでもジャブを中心に冷静に試合を組み立てたコーチが終盤は左フック、右をヒット。6回には見せ場も作って判定勝ちした。コーチは13勝4KO2敗1分。熊谷は8勝5KO7敗。

互いにダウンを奪い、好試合を演じた三代(右)と仲里

◇S・フェザー級
三代大訓(ワナタベ)[3-0(58-54×2、57-55)]仲里周磨(ナカザト)
 拳のけがでブランクを作り、6月に1年半ぶりに復帰した仲里と、元中央大主将でデビューから3連勝(2KO)の三代が激突。初回はジャブの差し合いで三代がリード。2回に仲里はパンチで左目上部をカットした。3回、圧力を強める仲里に対し、三代は右、ボディで応戦するが、前に出たところで仲里の右が決まってダウン。試合は振り出しに戻った。

三代は4回に右を打ち下ろしてダウンを奪った

 4回は激しい打ち合いとなり、三代が力強い左フックを決めるなどやや押し気味か。ラウンド終盤に三代の右スイングが決まって仲里がダウンした。両者は5回も打ち合い、最終回は三代がフェイントを駆使して、仲里も反撃を許さなかった。三代は4勝2KO無敗。元OPBF・S・バンタム級王者の仲里繁会長を父に持つ仲里は初黒星、6勝5KO1敗1分となった。

<B級トーナメント=5回戦>

 B級トーナメントでは、高校2冠の実績を持つ東農大出身の金澤宣明(ワールドS)がB級プロデビュー。立教大出身の水谷直人(KG大和)と対戦したが、サウスポーの水谷が偶然のバッティングで負傷し、負傷引き分けに終わった。金澤は優勢点で決勝進出。B級決勝は1月30日、同会場で行われる。

◇S・ライト級
関根翔馬(ワタナベ)[3-0(48-47×3)]矢部龍征(花形)
片桐康喜(草加有沢)[負傷引き分け2回1分39秒]高橋克俊(reason)
※優勢点により片桐が決勝進出

◇フェザー級
諏訪佑(TEAM10COUNT)[3-0(48-47×2、49-47)]横山渉(厚木ワタナベ)
佐川遼(三迫)[TKO1回2分28秒]三瓶一樹(ワタナベ)

◇バンタム級
大嶋剣心(帝拳)[TKO5回1分43秒]森拓也(reason)
金澤宣明(ワールドS)[負傷引き分け2回48秒]水谷直人(KG大和)
※優勢点により金澤が決勝進出

バンタム級6回戦
友利優貴富(シュウ)[負傷引き分け3回1分47秒]定常育郎(T&T)

ウェルター級6回戦
馬場一浩(REBOOT)[3-0(58-57、58-56、59-56)]阪田壮亮(本多)

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