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加納陸が再起、WBA11位の大沢宏晋はKO逃がす

2017年11月5日 22時32分

 大成ジム主催の「W-ENDLESSプレゼンツ第11回 三田から世界へ」は5日、兵庫県三田市けやき台の三田ホテルで開かれた。メインのミニマム級8回戦は、元OPBF同級王者、日本同級7位の加納陸(19=大成)が同級8位、春口直也(28=橋口)に2-0の判定で、今年5月のWBOアジアパシフィック同級王座決定戦で敗れて以来の再起戦に勝利した。

加納(右)は接近戦で打ち勝った

 加納は立ち上がりから左ストレートを上下に打ち分けてポイントを奪い、軽快なフットワークを生かして、右一発を狙う春口の反撃をしのぎ切った。加納は7勝3KO2敗。春口は14勝6KO8敗。

 セミのフェザー級8回戦は、WBA同級11位、大沢宏晋(ロマンサジャパン)がインドネシアS・バンタム級王者、エリック・デストロイヤーと対戦した。

 大沢は4回に右ストレートでデストロイヤーのマウスピースを吹き飛ばすダウンを奪ったものの、ガードを固めて逃げ回るデストロイヤーを倒せず、やや不完全燃焼の判定勝ち。大沢は12月24日、大阪・東和薬品RACTABドーム(なみはやドーム)でメキシコの世界ランカーと今年もう1試合戦う予定。

4回にダウンを奪った大沢、目標は2度目の世界挑戦だ

 S・フライ級8回戦は、国内デビュー4勝3KOとジム期待のOPBF同級9位、秋月楓大(大成)がノーランカーの木久健次(大鵬)に攻め込まれ、3回に右フックを浴びてダウン、この後乱打されてTKO負けした。51.5キロ8回戦は、元日本ランカーの長田瞬志(堺東ミツキ)が11ヵ月ぶりの試合を判定勝利、連敗を5でストップした。

◇ミニマム級8回戦
加納陸(大成)[2-0(76-76、78-75、79-74)]春口直也(橋口)

◇フェザー級8回戦
大沢宏晋(ロマンサジャパン)[3-0(80-71×3)]エリック・デストロイヤー(インドネシア)

◇S・フライ級8回戦
木久健次(大鵬)[TKO3回1分12秒]秋月楓大(大成)

◇51.5キロ8回戦
長田瞬志(堺東ミツキ)[3-0(77-75、78-74、79-74)]谷口大樹(大成)

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