2017年11月12日日曜日

ベテルビエフLH級新王者 コーリングを最終回KO

 米カリフォルニア州フレズノのセーブマート・アリーナで11日(日本時間12日)挙行されたIBF世界L・ヘビー級王座決定戦は、アルツール・ベテルビエフ(ロシア=IBF2位)がエンリコ・コーリング(ドイツ=同3位)に12回2分33秒秒KO勝利。3冠統一王者だったアンドレ・ウォード(米)が引退し空位となっていた王座を獲得した。

 即決型のベテルビエフが序盤から仕掛け、コーリングがガードを固めて対処する攻防で試合は進行。ダメージングブローを固いガードで防ぐドイツ人だが、ディフェンシブな戦法にスタンドからブーイングが聞こえる。徐々に強打の的中率がアップしたベテルビエフにコーリングは左目が腫れ出す。

 それでも距離を置き慎重に対処するベテルビエフだったが、10回あたりからドイツ人をロープへ送り、畳みかける。最終12回、ノンストップ連打を吸収したコーリングはついにヒザをつく。カウント後、ロシア人の右を食らい、2度目のダウン。レフェリーが試合を止めた。

 アマチュア時代、世界選手権優勝(07年)、連続オリンピック出場(北京&ロンドン)の実績を持つベテルビエフは12勝12KO無敗。コーリングは23勝6KO2敗。

 メインのWBC米大陸S・ライト級戦は地元のWBC同級3位ホセ・カルロス・ラミレス(米)がマイク・リード(米)に2回1分43秒KO勝ちで防衛。一方、WBC同級1位アミール・イマム(米)がジョニー・ガルシア(米)に4回終了TKO勝ち。テレンス・クロフォードが返上した王座をラミレスとイマムが争う運びとなっている。Photos/SUMIO YAMADA