ゴールデンボーイプロモーションズは現地時間27日、1月27日（日本時間28日）米カリフォルニア州イングルウッドのフォーラムでルーカス・マティセー（亜＝写真右）とホルヘ・リナレス（帝拳＝ベネズエラ、写真左）がダブルメインを務めるイベントを行うことを明らかにした。

　アルゼンチンのスラッガー、マティセーは今年5月、1年半ぶりに復帰して勝利。WBAウェルター級2位のマティセーと同1位テーラチャイ・グラティンデーンジム（タイ）でWBA同級正規王座決定戦を争う。決定戦はラモント・ピーターソン（米）の王座返上によるもの。このクラスはスーパー王者にキース・サーマン（米）が君臨している。

　WBAライト級王者でWBC同級ダイヤモンドベルトを保持するリナレスはメルシト・ゲスタ（比）とWBA王座の防衛戦を行う。

　リナレス（43勝27KO3敗）はこれがWBA王座3度目の防衛戦。WBCは正規王者マイキー・ガルシア（米）との対戦をオーダーしていたが、今回はゲスタとの防衛戦落ち着いた。フォーラムは2試合連続の登場となる。

　アメリカに在住してファイトし続けるゲスタ（31勝17KO1敗2分）12年、IBF世界ライト級王者ミゲール・バスケス（メキシコ）に判定負けして以来の世界戦。久々の大舞台に腕を撫す。