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日本2位の東上剛司が勝利、女医ボクサーは初陣黒星

2017年12月4日 21時13分

 日本S・フェザー級2位の東上剛司(ドリーム)が4日、後楽園ホール「DANGAN202」のメインイベントに登場。60.0キロ契約6回戦で、チャンチャイ・スックサーソンクロチェンマイ(タイ)に2回45秒TKO勝ちした。

37歳の東上は10年ぶりのKO勝ち

 思い切り振り回すチャンチャイの右を浴びて「二重に見えた」という東上だが、ひるまずに攻め返して右からの連打でダウンを奪う。初回に計3度のダウンを奪うと、2回にラッシュしてストップとなった。

 戦績を14勝3KO15敗5分とした37歳の東上は「来年はタイトルマッチにこぎつけたい」。日本S・フェザー級はチャンピオンに末吉大(帝拳)が君臨。1位の大里拳(大鵬)が今月10日、ストロング小林祐樹(六島)に勝てば挑戦権獲得となるが、大里が負けた場合は東上に順番が回ってくる。

細田(右)はよく動いて右を決めた

 また前座の女子48.5キロ4回戦には、都内の病院で婦人科医として勤務する異色ボクサー、髙橋怜奈(ワタナベ)がプロデビュー戦に臨み、細田めぐみ(SRS)に0-3判定負け。スコアは38-39、37-39、37-40だった。

 内山高志の世界戦を見て「自分もあのリングに立ちたい」とボクシングを志した髙橋。ボクシングを始めてまだ3年というルーキーは「思ったより痛いとか、怖いとかはなかったけど、勝つ気満々だったのですごく悔しい。このまま辞めるわけにはいかないと思った」と本当に悔しそうだった。

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