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元OPBF女子王者、竹中佳が現役引退

2017年12月8日 18時36分

 元OPBF女子L・フライ級王者、竹中佳(31=高砂)が8日、JBC関西コミッションに引退届けを提出した。竹中は昨年8月20日、兵庫県三田市でルイサ・ホルトン(豪州)とWBO女子世界L・フライ級王座決定10回戦を争ったが、0-3の判定負け。その後、持病の腰痛の治療に専念したものの、回復には至らず、引退を決意した。

昨年8月の世界戦でファイトする竹中

 兵庫県加古川市出身の竹中は中学、高校時代はバレーボール部。武庫川女子大学卒業後、フィットネスジムに勤務したが、2010年に高砂ジムに入門、ボクシングを始めた。アマの試合に出た後、12年にプロデビュー。左ストレートを武器に14年4月、無敗の7戦目でOPBF王座を獲得、2度防衛した。

 王座を返上して臨んだ世界初挑戦のホートン戦は打ち合いを挑んだものの、腰痛が影響して、力を発揮できず敗れた。戦績は11勝3KO1敗。

 竹中は「山下忠則会長の指導でボクシングを続けていい経験ができました。OPBFタイトルを獲った試合と、初めて負けた世界戦が一番の思い出です。ぎっくり腰が治らず、最近も交通事故で腰を痛めたので引退を決めました。ボクシングでやり残したことはありません。この後はアルバイトしている会社で正社員で働きます」と笑顔だった。

 山下会長は「根性があり、男子選手に負けない練習に耐えてきた。復帰を目指して頑張っていたので、引退は残念です」と語った。

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