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ホーン初防衛成功 コーコランに11回TKO勝ち

2017年12月14日 9時57分

 豪州ブリスベンのエキジビション&コンベンションセンターで13日挙行されたWBO世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦は、王者ジェフ・ホーン(豪州)が挑戦者ゲーリー・コーコラン(英)に11回1分35秒TKO勝ち。7月同地でマニー・パッキャオを下して獲得した王座の初防衛に成功した。

ホーンは流血しながらも攻撃の手を緩めなかった

 試合はスタートからハイペースの攻防で進行。ホーンが右アッパー、右カウンターなどでペースを握る。4回、右強打、左ボディーで反撃したコーコランは打ち合いに活路を求める。6回、ホーンが左目をカット。続いてコーコランが両目をカットし、以後出血に見舞われる。

 その後も両者はテンポの速い攻防を展開。最初、右目の出血が目立った英国人だが、途中から左目のカットが広がり、ラウンドを重ねるたびに悪化。ホーンは9回終了間際、畳み掛けて攻勢を印象づける。

 10回ホーンも出血が止まらないが、挑戦者をロープへ追い込む攻勢。スマイルを浮かべてノーダメージを強調するコーコランはインターバルでドクターチェックを受ける。

 続行が許されたが11回、ホーンの右アッパーが命中。攻防の最中、コーコランのコーナーがタオルを要求。レフェリーが試合を止めた。7月にマニー・パッキャオ(比)を番狂わせで下して戴冠したホーン(29)はV1成功で18勝12KO1分無敗。コーコラン(27)は17勝7KO2敗。Photo/SUMIO YAMADA

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