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米メディア2017年アワード比較、最悪スコア賞も

2018年1月2日 19時51分

 米国のボクシングメディアが2017の年間アワードをそれぞれ発表した。MVPはS・ライト級で4団体統一を成し遂げたテレンス・クロフォード(米)と、どの試合でも圧倒的強さを見せつけたWBO世界S・フェザー級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に割れた。

17年の顔となったロマチェンコ(左)とクロフォード

 その中でウェブサイトのボクシング・シーンがWBA・IBFヘビー級王者アンソニー・ジョシュア(英)を選出したのが目を引く。また、PFPキングのローマン・ゴンサレス(ニカラグア)を2度下したシーサケット・ソールンビサイ(タイ)は選ばれなかったものの、各メディアがMVP候補に挙げたことは特筆に値するだろう。

 年間最高試合は、ジョシュアがウラジミール・クリチコ(ウクライナ)を下したヘビー級戦で足並みがそろった。ウェンブリー・スタジアムに9万にを集め、ダウン応酬の大興奮ファイトだったから当然といえば当然か。

 各メディアは他にも独自にさまざまな賞を設けており、USA TODAYが「最悪スコア賞」と題して、ゴロフキンvsカネロ戦でカネロの8ポイント勝ちとしたジャッジのアデレード・バード氏に賞を与えているのが印象的。以下、7メディアの賞。

■ESPN
最優秀選手 クロフォード
最高試合 未発表
KO賞 シーサケット(ロマゴンを〓回KO)
最高ラウンド ジョシュアvsクリチコの5回
プロスペクト(新鋭賞) ライアン・ガルシア

■リング誌
最優秀選手 ロマチェンコ
最高試合 ジョシュアvsクリチコ
KO デビッド・レミュー(カーティス・スティーブンスを3回KO)
アップセット サダム・アリ(WBO・S・ウェルター級王者ミゲール・コットに勝利)

■ボクシング・シーン
最優秀選手 ジョシュア
最高試合 ジョシュアvsクリチコ
KO デビッド・レミュー
アップセット キャレブ・トゥルーアックス(IBF・S・ミドル級王者ジェームス・デゲールに判定勝ち)
プロスペクト ジョシュ・テイラー

■USA TODAY
最優秀選手 ロマチェンコ
最高試合 ジョシュアvsクリチコ
KO賞 マイキー・ガルシア(デヤン・ズラティカニンを3回KO)
最優秀トレーナー バージル・ハンター(アンドレ・ウォードのトレーナー)
最優秀プロモーター ボブ・アラム
最優秀女子ボクサー クラレッサ・シールズ
最悪スコア アデレード・バード(ゴロフキンvsカネロでカネロの118-110勝ち。結果はドロー)

■ヤフー・スポーツ
最優秀選手 クロフォード

■ファイトニュース
最優秀選手 ロマチェンコ
年間最高試合 ジョシュアvsクリチコ
アップセット トゥルーアックス

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