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3.1両国国技館 山中慎介がネリとの再戦に決意表明

2018年1月5日 14時29分

 5日都内のホテルで会見が開かれ、山中慎介(帝拳)-ルイス・ネリ(メキシコ)のWBCバンタム級王座をかけたリマッチが3月1日(木)東京・両国国技館で行われることが発表された。当日はIBF世界S・バンタム級王者岩佐亮佑(セレス)の初防衛戦(対エルネスト・サウロン=比)とダブルで、「ワールドプレミアムボクシング27」(日本テレビ系)として開催される。

山中(右)と岩佐、かつてのライバルが両国で競演

 12度も守ったタイトルをネリに4回TKOで奪われたのが昨年の8月。その後ネリのドーピング疑惑で紛糾し、最終的にWBCが両者にリマッチ交渉の指令を出していた。ついに正式に決まった山中は開口一番で「現役続行を表明してからネリに借りを返したい気持ちだけで練習をしてきました。厳しい戦いになると思いますが、必ず勝ちたい」と雪辱を期した。

「本音を言えば、前回は(ストップの)あの後を見せたかったという思いはあります。しかし攻め込まれた時に打たれているように見えてしまった。左ストレートにますますの磨きをかけ、ディフェンス面を見てる人が安心できるように磨きたい」と語ったのは浜田剛史・帝拳代表だ。

 山中はネリとの第1戦を踏まえて「悪かったところは分かっている」「自分が止まってしまったのがよくない」とあくまで自分の犯したミスが敗北につながったと分析。「次やったら勝てると思うからこそ現役続行を宣言した」とリベンジマッチに自信を見せた。

山中はリベンジへの思いを率直に語った

 同じリングで世界タイトル戦に臨む岩佐とは、山中の日本バンタム級王座を争って歴史に残る激闘を演じた仲。「あれから7年後にまさかふたりでタイトルマッチをできるとは」と山中本人も感慨深げだ。「岩佐戦で勝って本当に成長できましたから」と認める山中は「3月1日はふたりで勝って笑い合いたいですね」。

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