2018年1月13日土曜日

小谷将寿OPBF獲得ならず、三代が日本3位の正木下す

 13日後楽園ホールで行われたOPBF・S・フェザー級タイトルマッチは、王者カルロ・マガレ(比)が1位挑戦者の小谷将寿(平仲BS)に10回50秒TKO勝ち。タイトルの初防衛に成功した。

 伊藤雅雪(伴流)の王座返上によりシルバー王者から正規王者に昇格していたマガレ。タイトル初挑戦の小谷は序盤から右ストレート、左フック、アッパーなど自慢のパワーで攻めたが、マガレはとにかくタフだった。「沖縄の倒し屋」の強打に耐え、こちらも自慢のパンチを振るってきた。

 小谷は8回終了後までポイント上でも0-3(75-77、74-78×2)と苦しい展開を強いられていたが、9回、マガレの右から左を食らうとついにダウン。立ち上がりよく続行に応じたものの、ラウンド終了間際に右パンチで2度 目のダウン。

 何とか10回開始ゴングに応じた小谷の限界はもう近かった。このチャンスを逃さずマガレが猛攻。小谷も気迫で打ち返すが、右ストレートを浴びたところで福地主審のストップがかかった。

 小谷は8回でアゴを骨折していたということだ。「強いチャンピオンに負けて悔いはない」と引退を示唆した。22勝15KO3敗。マガレは22勝11KO8敗3分。

◇DANGAN A級トーナメントS・バンタム級決勝8回戦
コーチ義人(角海老宝石)[引き分け(77-75、75-78、76-76)]日野僚(川崎新田)
 日本フェザー級12位のサウスポー日野と元ランカーのコーチとの対決。序盤はどちらも主導権を握るまでは行かず拮抗したが、5回からやや日野の距離に。右リードを上下に差し込みつつ左ストレートも時おりヒットし、コーチにとってはやりづらいボクシング。コーチの右ストレート、左フックが合う場面もあったが散発的だった。採点は三者三様ながら、優勢点でコーチの勝者扱いとなった。

◇DANGAN A級トーナメントS・フェザー級決勝8回戦
三代大訓(ワタナベ)[判定3-0(78-74×2、77-75)]正木脩也(帝拳)
 日本S・フェザー級3位の正木が繰り出すシャープな左ジャブに対し、三代はステップを伴ったスムーズな左ジャブを差す。やや受けに回っていた三代だが、2回終盤に右フックを合わせてダウンをマーク。プレスを強めた三代と、一方の正木もダメージを深く残してはおらず、中盤は互いに守りの堅い同士の拮抗した攻防に。三代は最終回に左右フックを叩きつけるなどし、ゴールテープを切った。三代は5勝3KO。初黒星の正木は9勝5KO1敗。