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尾川堅一がドーピング検査陽性反応 帝拳ジムが発表

2018年1月19日 23時24分

 帝拳ジムは19日、IBF世界S・フェザー級チャンピオンの尾川堅一(帝拳)が昨年12月9日、米ラスベガスで行われた同王座決定戦前のドーピング検査で、禁止薬物に陽性反応が示されたと発表した。

昨年12月に戴冠した尾川、調査の行方に注目が集まる

 同ジムは報道各社にあてたリリースで「ボクシングファンの方々、及び関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけし大変申し訳ありません。心より反省するとともに、深くお詫び申し上げます」とした上で、現状と経緯について説明した。

 それによると、尾川はラスベガス到着後の同月5日と試合後の9日に尿検査を受けた。試合を管理するネバダ州コミッションからの連絡によると、9日の検査結果は陰性で、5日に採取されたサンプルが陽性反応を示したという。

 尾川は「意図的に禁止薬物を使用したことは絶対にない」とし、意図的な摂取を否定した。昨年7月に受けたWBCの血液、尿検査ではまったく問題がなかった事実も上げ、「今後は原因究明のために全面的に協力していきます」と調査に協力する姿勢を強調した。

 ネバダ州コミッションは1か月以内に調査を終え、最終的な結論を出す模様。帝拳ジムは「良い結果が出ると信じている」としている。

 尾川は12月の王座決定戦で、テビン・ファーマー(米)を2-1判定で下し、日本人選手として36年ぶりに米国で世界王座を獲得していた。Photo/SUMIO YAMADA

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