March
29
Friday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

19°C Clouds
Tokyo

Boxing News(ボクシングニュース)

Home > Match Information > チャーリー2回TKO勝ち、ホープ中谷潤人が14連勝

チャーリー2回TKO勝ち、ホープ中谷潤人が14連勝

2018年1月20日 20時08分

「第569回ダイナミックグローブ」が20日、後楽園ホールで行われた。日本バンタム級タイトルマッチの中止によりメインに格上げされたウェルター級8回戦は、元日本、OPBF・S・ウェルター級王者のチャールズ・ベラミー(横浜光)がタイ人選手に2回TKO勝ち。前座ではホープの中谷潤人(M.T)がデビューから14連勝をマークした。

チャーリーは2回に爆発した

◇ウェルター級8回戦
チャールズ・ベラミー(横浜光)[TKO2回1分10秒]チャイラック・トー・シラチャイ(タイ)
 1年ぶりのリングとなったチャーリーはスピードがなく、初回はチャイラックに攻め込まれ、ロープを背負って連打を浴びる不安な立ち上がり。しかし2回、ボディ攻撃で立て直しを図ると、右ストレートがきれいに決まってチャイラックがダウン。カウント途中でTKOとなった。36歳のチャーリーは26勝17KO3敗2分。チャイラックは10勝3KO2敗。

千葉はロベターニャの一発に泣いた

◇バンタム級8回戦
ブライアン・ロベターニャ(比)[TKO4回26秒]千葉開(横浜光)
 デビューから7連勝のOPBFバンタム級10位千葉に対し、OPBF・S・バンタム級10位のロベターニャは右スイングと左フックを振り下ろすボクシング。千葉は冷静にこれをかわしながら、右フック、ボディ攻撃でロベターニャを追い込んでいった。

ロベターニャが徐々に弱ってきたかに見えた3回終盤、右を食らった千葉が足をばたつかせる。ダメージの残る千葉は4回、再び右スイングを顔面に食らって尻からダウン。立ち上がったがストップとなった。ホープ撃破で大喜びのロベターニャは13勝11KO4敗3分。プロ初黒星の千葉は7勝6KO1敗。

中谷(左)のこのボディショットで比人は悶絶

◇52.5キロ8回戦
中谷潤人(M.T)[KO1回1分56秒]ジェロニル・ボレス(比)
 日本ユース・フライ級王者で、日本フライ級7位の中谷がOPBF・L・フライ級5位のボレスを迎えた。身長で大きく上回る中谷はジャブを差し込みながら、右カウンター、左ストレートであっという間に優位に立つ。踏み込んだ左ボディアッパーを叩き込むとボレスがうずくまって悶絶。10カウントとなった。20歳の中谷はデビューから14連勝(11KO)。「今年は次なるタイトルを獲りたい」と意欲的。ボレスは8勝5KO4敗1分。

◇S・ウェルター級8回戦
松永宏信(横浜光)[TKO3回2分43秒]スチャット・チャイヤポーン(タイ)
 日本S・ウェルター級6位の松永は16年12月、WBOアジアパシフィック同級王座を獲得した試合で右目を負傷。1年3か月ぶりのリングとなった。サウスポーの松永は初回から攻め、ややミスブローが目立ったものの、右フック、左ストレートでスチャットを追い込んだ。3回にラッシュしたところでストップ。松永は12勝6KO1敗。

◇ウェルター級8回戦
玉山将也(帝拳)[3-0(79-73×2、80-73)]クリエンクライ・トー・シラチャイ(タイ)
 前に出て圧力をかけるクリエンクライに対し、玉山は動きながら右、さらにはボディ攻撃でダメージを与えていった。クリエンクライは3回に右アッパーを決めて、玉山を一瞬ヒヤリとさせた。その後は玉山が優勢、何度かチャンスを作ったが、その都度クリエンクライの反撃にあうなど詰め切れずゴング。玉山は10勝5KO1敗。

Related article
関連記事