2018年1月22日月曜日

京口紘人ら60人集結、雪中の袴田さん支援行動

 日本プロボクシング協会袴田巌支援委員会は22日、元プロボクサーの死刑囚で無罪を訴えている袴田巌さんを支援する『1.22“The最終ラウンド”支援アピール』を開催。東京高裁に対し、検察の即時抗告を棄却するよう求める要請書を提出した。

 この日は要請書を提出するだけでなく、委員会の呼びかけに応じた現役世界王者の京口紘人(ワタナベ)、元世界王者の輪島功一会長、同じく花形進会長ら約60人のJBCライセンス保持者が集結。雪が降り続ける悪天候の中、東京高裁前で、袴田さんの無罪をマイクで訴えるなどのアピール活動を行った。

 現役王者で参加したのはIBF世界ミニマム級チャンピオンの京口紘人(ワタナベ)、OPBFフライ級王者の中山佳祐(同)、WBOアジアパシフィック・ライト級王者の荒川仁人(同)、日本フライ級王者の黒田雅之(川崎新田)。京口は「再審を開始するため自分が少しでも力になれたらいいと思う。みなさん、がんばっていきましょう」と呼びかけた。

 参加者すべてが裁判所の前で袴田さん支援グローブをつけ、ひと言アピールを動画撮影(この日の模様を含めて後日公開予定)。支援の思いが込もった“袴田さんグローブ”は、輪島会長が代表して高裁職員に手渡した。

 強盗殺人などの罪で死刑判決を受けた袴田さんは48年間の獄中生活をへて、14年3月に静岡地裁の再審開始決定により釈放された。

 しかし、検察がこれを不服として即時抗告をしたため、現在は即時抗告審が進行中。年度内に結果が出る見込みで、場合によっては袴田さんが再び収監される恐れがあり、今回の要請活動となった。