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ぬきてるみ世界再挑戦、野中悠樹は井上岳志戦に決意

2018年1月23日 23時04分

 井岡弘樹ジムの井岡弘樹会長は23日、大阪市浪速区のジムでOPBF女子S・フライ級王者、ぬきてるみ(29=井岡弘樹)が2月17日、アルゼンチンでIBF女子世界S・フライ級王者、デボラ・ドィオニシウス(29=アルゼンチン)への挑戦を発表した。

 記者会見には4月26日、後楽園ホールでIBF・S・ウェルター級10位の井上岳志(28=ワールドS)とのIBF同級2位決定戦に出場するIBF同級12位の野中悠樹(40=井岡弘樹)も出席した。

ともに再起戦が大一番となった野中(左)とぬき

ぬき2.17アルゼンチンで世界挑戦

 ぬきは昨年7月、メキシコでマリアナ・フアレス(メキシコ)に挑んだが、判定負けしており、再起戦が2度目の世界戦となる。野中は昨年10月、オーストラリアでデニス・ホーガン(オーストラリア)と世界前哨戦を戦うも判定負けを喫して、引退を覚悟していたが、再び世界戦線にチャレンジすることになった。

 ぬきが対戦するデボラは26戦全勝(6KO)で王座を10度防衛している強豪。9勝6KO2敗のぬきには手強い相手だが、「メキシコで戦ったのがいい経験になった。上下のコンビネーションを打ち込んでくる強い選手だが、右フックをヒットしてKOで勝ちたい」とぬきは前向き。桂伸二トレーナーは「前回の試合とは違う動きで、いいパンチを当てさせたい」と語る。

野中は井上とIBF2位決定戦

 野中が拳を交える井上は元国体王者で、プロ入り後は12勝7KO1分と負け知らず。昨年12月に40歳の大台に乗った野中は「ホーガン戦は8年ぶりの敗戦だったが、まだ自分には可能性があると思っている。井上選手はパワーがあると思うが、試合までまだ3ヵ月あるので、しっかり対策を練って練習します」と31勝10KO9敗3分のキャリアを生かし、アウトボクシングに徹して、悲願の世界にかける熱い決意を語った。

 井岡会長は「2人とも再起戦になるが、いいチャンスをもらった。ぬきは打ち合う展開になれば勝機はある。野中はラストチャンスにかけてほしい。ジム一丸で盛り立てていきます」と期待を寄せた。

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