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運命のネリ戦まであと2週間、山中慎介「迷いはない」

2018年2月15日 19時40分

 前王者の山中慎介(帝拳)と現王者ルイス・ネリ(メキシコ)が再戦するWBC世界バンタム級タイトルマッチ(3.1両国国技館)が2週間後に迫った。注目の一戦はチケットの売れ行きも好調で、リベンジに燃える山中は15日、都内のジムでみっちり調整した。

山中は万全ではないながらも、ときに鋭い左を見せた

 この日の山中はフィリピン人パートナーと5ラウンドのスパーリングを行った。1週間前の取材時と同じく、ガードを意識しながら近い距離でショート・ストレート、アッパー、ボディブローを打ち込み、ときに激しく打ち合うシーンもあった。

 本格的な減量が始まったこともあり、決して100点とは言えないスパーだったが、山中は「動けていない部分はあるにしても、やるべきことは分かっているので迷いはない。僕も含めて陣営の戦略も一致している」と淡々としたものだ。

 スパーリングのあとは、試合で使う予定のレイジェス製のグローブで田中繊大トレーナーとミット打ちをした山中。11年11月の王座決定戦以来、6年4ヵ月ぶりに挑戦者としてリングに上がる日は間もなくやってくる。

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