2018年2月17日土曜日

ベルトラン流血戦制す、WBOライト級王座獲得

 米ネバダ州リノのグランド・シエラ・リゾート&カジノで16日(日本時間17日)挙行されたWBO世界ライト級王座決定戦は、同級1位ライムンド・ベルトラン(メキシコ=米)が2位で元WBA世界ライト級王者パウルス・モーゼス(ナミビア)に12回3-0判定勝ち。前王者テリー・フラナガン(英)が返上したベルトを獲得した。

 試合は激しいペース争いとなった。初回、プレスをかけるベルトランの右強打が顔面、ボディーにヒット。2、3回、反撃するモーゼスの強打が決まり、ベルトランは左目をカットする。しかし5回、メキシカンの右が命中しモーゼスはダメージを負う。この攻防でベルトランは口を切り、モーゼスも左目をカット。流血戦が展開される。

 中盤はパンチの応酬と両者がアウトボクシングを試みる場面がみられる。9回、ダメージを与えたモーゼスに対し、10回終盤ベルトランが反撃。11回、ボディー攻撃で優位に立ったベルトランに最終回、39歳のモーゼスは食い下がり終了。スコアカードは117-111×2、116-112でベルトランの手が上がった。

 3年前の粟生隆寛(帝拳)とのWBOライト級王座決定戦でTKO勝ちするも、体重オーバーと薬物反応で無効試合となったベルトラン。しかしその後6連勝4KOで初タイトル獲得となった。一方、09年、日本で小堀祐介からWBAライト級王座奪取。V1戦で嶋田雄大を下したモーゼスは8年ぶりの世界王座獲得を目指したが、成らなかった。

 セミで行われたNABFウェルター級戦は、WBO4位エギディウス・カバラウスカス(リトアニア)が元WBA同級“レギュラー”王者ダビド・アバネスヤン(ロシア)に6回1分55秒TKO勝ちで防衛に成功した。Photo/TopRank