2018年2月18日日曜日

ガルシア一撃TKO、ベナビデスはガブリエル返り討ち

 ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターで17日(日本時間18日)行われたWBCウェルター級挑戦者決定戦は、同級前王者ダニー・ガルシア(米)がブランドン・リオス(米)に9回2分25秒TKO勝ち。同じリングのWBC世界S・ミドル級タイトルマッチは、王者デビッド・ベナビデス(米)が挑戦者ロナルド・ガブリエル(ルーマニア)に大差の勝利を収め初防衛戦に成功した。

 ガルシアの見事な一撃TKO劇だった。試合は予想通り、プレスをかけるリオスにガルシアがボクシングを心がける展開で進行。5回終了間際、両者はパンチの応酬でエキサイトする。

 その後もリオスは断続的にガルシアにロープを背負わせる場面をつくる。しかし8回にジャブとカウンターで優位に立ったガルシアが9回、右オーバーハンドを炸裂させるとリオスは背中から痛烈にキャンバスへ落下。カウント中に起き上がったが、ケニー・ベイレス主審はよろめいたリオスを見てストップをかけた。

 ベナビデスvsガブリエルは昨年の王座決定戦以来の直接リマッチ。アウトボクシングで有利に進めるベナビデスが4回、右アッパーから左フックでガブリエルをグラつかせる。

 その後も王者がボディー打ちから顔面へパンチを浴びせる展開で優勢。鼻血を流すルーマニア人は何度か反撃したが効果は薄い。ベナビデスが120-108×2、119-109のスコアで完勝した。

 同じリングで行われたIBFウェルター級2位決定戦は初回、ヨルデニス・ウガス(キューバ)がレイ・ロビンソン(米)を右で倒し優勢。4回、打ち合いで沸かせた後、5回終了ゴング後の加撃でウガスが倒れ、ロビンソンは減点を科される。7回、2度目のダウンを奪ったウガスが畳みかけてストップに持ち込んだ。TKOタイムは1分5秒。ウガスは王者エロール・スペンスJr(米)挑戦に前進した。Photos/SUMIO YAMADA