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中谷正義OPBFライト級V9、石田匠は再起戦勝利

2018年2月25日 0時56分

 24日エディオンアリーナ大阪第2競技場で行われたOPBFライト級戦は、チャンピオン中谷正義(井岡)が3位挑戦者パラーンペット・トーブアマート(タイ)に6回1分45秒KO勝ち。9度目の防衛に成功した。

防衛テープを9に伸ばした中谷は世界戦を渇望

 中谷は鋭い左ジャブを使って慎重な立ち上がり。パラーンペットの強振の右に注意しながら冷静に試合を進めた。ボディ打ちも混ぜてペースをつかむと、5回に最初のダウンをマーク。続く6回に右アッパーをストマックに決めてフィニッシュした。

 鮮やかな勝利にも中谷は「試合内容は25点」と厳しい採点を付けた。「もっとお客さんを楽しませる試合をしなくては」と一発KOにもかかわらず、笑顔はなかった。

 それでも「世界戦はいつ決まっても戦う準備はずっとできている。誰でもどこでもやりたい」と世界を渇望していた。IBF5位を筆頭に4団体で世界ランキング入りしている中谷は16戦全勝10KO。

 セミでは、WBA・S・フライ級7位の石田匠(井岡)が昨年10月英国での世界王者カリド・ヤファイ(英)に挑戦して以来となる再起戦。タイのラチャーノン・サワーンソーダーを3回KOで退けた。

 石田は初回から左ジャブをタイミングよくヒット。さらに左ボディ打ちでダメージを与え、2回に2度、3回またも倒して10カウントを聞かせたもの。

 リスタートを切った石田は「決められた試合をしっかりとこなして、自分の力でまた世界挑戦のチャンスをつかみたい」と前を向いていた。

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