IBF世界S･バンタム級チャンピオンの岩佐亮佑（セレス）も27日、2日後にゴングが鳴る「ワールドプレミアムボクシング27～The REAL」の調印式と記者会見に出席した。

　昨年9月に小國以載（角海老宝石）を下して悲願の世界タイトルを獲得し、V1戦を迎える岩佐は「初防衛戦でいろいろなプレッシャーはありますが、自分らしく、自分のボクシングをして勝ちたい」とこの日もリラックスした様子で必勝を宣言した。

　27日はセレス小林こと小林昭司会長の45歳の誕生日。中学2年生のときから小林会長と二人三脚で歩んできた岩佐は「お互いに年を取りました」と報道陣を笑わせながら、「あさっての勝利を誕生日プレゼントにしたい」と初防衛を約束した。

　13位挑戦者のエルネスト・サウロン（比）は「日本で試合をするチャンスを作ってもらったことに感謝したい。勝ってフィリピンに帰る」と短く決意表明した。

　この試合の模様はBS日テレで午後6時から7時55分の時間帯で生中継される。メインのルイス・ネリvs山中慎介のWBC世界バンタム級タイトルマッチは19時56分から日本テレビ系列で地上波生中継となる。