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大学院生ボクサー坂本真宏、母校・大阪市立大が激励会

2018年3月6日 23時14分

 大阪市立大学大学院生という異色の経歴を持つWBOアジアパシフィック・フライ級王者、坂本真宏(27=六島)の祝勝・激励会が6日、大阪市北区のホテルで大学卒業生ら約100人が集まって開かれた。

坂本の激励会には荒川哲男・大阪市大学長(右)も出席

 大学院工学研究科機械物理系専攻で学ぶ坂本は未経験で入部したボクシング部で活躍。2014年、大学院試験に失敗して1年後の試験を受ける間に実力を試したいとプロデビュー。15年の全日本フライ級新人王を獲得、勝ち星を伸ばした。

 しかし、16年に木村翔(青木)とWBOアジアパシフィック王座決定戦を戦い、0-2の判定で敗れ、初黒星を喫した。

 これでボクシングは引退、就職を決めていたが、木村がWBO世界フライ級王者になったことで、ロボット工学関係の会社の内定を辞退して世界を目指すことに。昨年12月、木村が返上したアジアパシフィック王座決定戦でクワンタイ・シスモーゼン(タイ)に3回KO勝ちして王座に就いた。

 祝勝・激励会は4月1日、大阪市立住吉区民センターで行われるウィチャー・プーラオカオ(タイ)との初防衛戦に向けて、地域タイトル獲得のお祝いと「国公立大学初の世界王者誕生」を実現するため荒川哲男・大阪市大学長、生野弘道・大阪府私立病院協会会長ら大学の関係者が集まった。

 荒川学長は「坂本選手は大学の文武両道のモデル。優しい顔は捨て世界チャンピオンになってほしい」と激励した。

 坂本は「大学出身者のみなさまに応援していただき感謝しています。防衛戦を勝って、ランキングを上げ、木村選手と戦いたい」と決意を語った。

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