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2018年3月8日木曜日

天海ツナミ5年8ヵ月ぶり王者、箕輪を退け2階級制覇

 女子選手だけのイベント「Victoriva(ビクトリーヴァ)vol.1」が8日、後楽園ホールで開催され、セミのWBO女子L・フライ級王座決定戦は、元世界王者でWBO女子アジアパシフィック同級王者の天海ツナミ(アルファ)がOPBF女子フライ級王者のチャオズ箕輪(ワタナベ)に8回終了TKO勝ち。WBA女子世界S・フライ級王座に続く2階級制覇を達成した。

 国内外で世界タイトルマッチの経験を豊富に持つベテランの天海と、アマチュア全日本選手権7連覇の実績を持ち、デビューから5連勝の箕輪が、5階級制覇王者の藤岡奈穂子(竹原&畑山)が返上した王座を争った。

 箕輪がプレスをかけ、天海が動きながらこれを迎え撃つ。スタートから天海のジャブがよく当たった。箕輪は3回に天海をコーナーにくぎ付けにして攻めるが、天海はカウンターを打ち込んで対応。4回は天海がジャブ、右ストレートを何度もヒットさせた。箕輪は5回にパンチで右目上部をカットした。

 以降は完全に天海のペース。左右に動きながらジャブ、ストレートを自在に決め、前に出る箕輪に追い上げを許さない。翻弄され続けた箕輪陣営は8回終了後、棄権を申し出た。

 天海は12年7月に山口直子に敗れて以来、5年8ヵ月ぶりの世界王座復帰。ナイスファイトで完勝の天海は「ここがゴールではない。海外の選手にしっかり勝って防衛していきたい」とさらなる飛躍を誓った。戦績は25勝14KO12敗となった。プロ初黒星の箕輪は5勝4KO1敗。 

  この日はOPBFタイトルマッチ(8回戦)1試合、日本タイトルマッチ(6回戦)3試合も行われ、2階級で新チャンピオンが誕生した。

◇OPBF女子ミニ・フライ級タイトルマッチ
花形冴美(花形)[3-0(78-74×3)]塙英里加(UNITED)

 パワーで上回るチャンピオンの花形がスタートから好調だった。ジャブに加え2回からは塙の顔面に右を打ち込んで優勢をキープする。4回を終わってフルマークで劣勢の塙は5回から奮起。前に出て打ち合いに挑んだが、よく攻めても被弾するシーンが減らず、逆転はならなかった。ドローで4度目の世界挑戦失敗後、無冠戦に敗れていた花形は気持ちを入れ替えて再起成功。戦績は14勝7KO7敗4分。塙は8勝3KO2敗。

◇日本女子バンタム級タイトルマッチ
吉田実代(EBISU K'sBOX)[3-0(59-55、60-55×2)]カイ・ジョンソン(竹原&畑山)

 昨年10月、高野人母美との王座決定戦を制した吉田の初防衛戦。長身のカイに対し、吉田は距離を詰めていったが、序盤はクリンチになるシーンが多かった。それでも吉田は4回に右を決めるなど、徐々に距離感をつかみ、優勢を崩さずゴールテープを切った。吉田は9勝1敗。カイは5勝2KO12敗3分。

池本夢実&鈴木菜々江が日本女子王者に

◇日本女子初代フライ級王座決定戦
池本夢実(琉球)[3-0(58-56、58-55、59-55)]小関有希(K&W)

 オープニングから近距離で打ち合う展開となり、2位の池本が2回に右フックを叩き込んで1位の小関からダウンを奪った。3回以降は小関がボディ攻撃を繰り出して追い上げるものの、池本が見栄えのいい右を断続的にヒットさせて勝利した。池本は5勝1敗。小関は5勝1KO5敗。

◇日本女子初代アトム級王座決定戦
鈴木菜々江(シュウ)[2-0(58-57×2、57-57)]葉月さな(YuKOフィットネス)

 葉月の地元、福岡で行われた昨年12月の試合が三者三様のドローに終わり、仕切り直しとなった王座決定戦。2位の鈴木がグイグイと前に出て、1位の葉月がこれをさばきながらパンチを打ち込むボクシング。鈴木が左フックをヒットさせれば、葉月も連打で返すなど、今回も最後まで接戦。軍配は前に出続けた鈴木に上がった。判定を聞いて大泣きの鈴木は6勝1KO2敗1分。葉月は6勝2KO3敗1分。

◇47.0キロ6回戦
青木沙耶香(EBISU K'sBOX)[TKO6回35秒]下岡由美子(厚木ワタナベ)