2018年3月22日木曜日

トップランクがヘイモン氏傘下のサーマンらに食指

 殿堂入りプロモーターでトップランク社のドン、ボブ・アラム氏(86)が今後のビジネスに関して発言。強力代理人として100人以上の選手を抱えるといわれるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)の中心的人物アル・ヘイモン氏傘下のボクサーをリングに上げる計画を明かした。リング誌のホームページなどが伝えた。

 アラム氏とトップランク社は16年、次々と著名選手とサインを交わすヘイモン氏に対し訴訟を起こした経緯がある。同じくGBPも裁判に訴えたが、両ケースともヘイモン氏が勝訴したかたちとなった。

 しかし羽振りがよかったPBCもビッグマッチこそメインチャンネルのショータイムで中継されているが、一時、十指にあまりあったテレビ局が次々と放送を打ち切り、売り物だった地上波放送もほとんど行われなくなった。

 一方トップランクはESPNと契約後、好調にイベントを開催している。PBCでは試合から遠ざかる選手も多く、アラム氏は自身の興行に登場させて、ファンが望むカードを実現させたいと語る。

「これは(選手の)引き抜きではない。あくまでトップランクの試合に出場してもらい、利益を上げたいだけだ」とアラム氏。今回、GBPとの交渉でワシル・ロマチェンコvsホルヘ・リナレスを締結したアラム氏がヘイモン氏の選手に接触を図るもようだ。具体的な選手にはエロール・スペンス、キース・サーマンらを挙げている。