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ドーピング疑惑のカネロ、4.10公聴会で結論出るか

2018年3月24日 13時47分

 ゴロフキン戦に暗雲――。米ネバダ州アスレチック・コミッションのボブ・ベネット事務局長は23日(日本時間24日)一部の関係者にカネロ・アルバレス(メキシコ)のライセンスを一時停止処分にすると明かした。同州の元審判で、現在ESPNデポルテスのコメンテーターを務める元レフェリーのジョー・コルテス氏が同サイトの記者に伝えた。

5.5ゴロフキン戦は開催の見通しと言われるが…

 カネロは2月に2度実施された薬物検査のうち、同月17日の分で違反物質クレンブテロールが発見された。その後今月行われた2度の検査では陰性反応だった。

 しかし薬物問題に厳格なネバダ州は今後もVADA(ボランティア・アンチドーピング協会)による検査を通達。4月10日ラスベガスで予定される公聴会で結論が出される見込みとなった。

 5月5日に予定されるゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との再戦に向け、カネロは米カリフォルニア州サンディエゴでキャンプ中。今のところ試合が実現する可能性はまだ大きいといわれるが、状況は予断を許さないものになってきた。

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