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水野拓哉が日本ユース王座V2、竹嶋宏心がB級合格

2018年3月25日 17時04分

 25日、愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールにて行われた日本ユースS・バンタム級タイトルマッチ8回戦は、チャンピオンで日本同級7位にもランクされる水野拓哉(松田=写真)が挑戦者の馬庭大樹(ONE・TWO・S)を6回1分18秒TKOで下し、2度目の防衛に成功した。

 開始から積極的に手を出す馬庭に対して、水野はしっかり圧をかけながら落ち着いている印象。しかし2回、水野は馬庭との相打ちの右で大きくバランスを崩した。

 よく動いてヒットを奪う馬庭の攻勢を受け、水野唯一の敗戦である15年の清瀬天太(姫路木下)戦を思わせる嫌な流れとなりかけたが、展開を変えたのは左ボディブローだった。

 4回中盤、水野の左ボディが何度となくめり込み馬庭の動きが止まると、ラウンド終了間際にはロープへと詰めて連打でダウンを奪った。 5回、最後とも思える力を振り絞って前に出る馬庭。しかし水野は左フックで吹き飛ばし、右ストレートを伸ばす。

 最後となった6回、必死にくっついて奮戦の馬庭に水野は力強い右を叩きつけると、レフェリーが割って入って試合を止めた。

 セミファイナルで行われる予定だったS・バンタム級8回戦は、OPBF・S・バンタム級12位の佐伯瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)が計量失格により試合は中止。対戦相手の日本バンタム級6位、菊地永太(真正)は中村祐斗(市野)と2ラウンドのスパーリングを披露した。

 また同じリング上では、元拓大ボクシング部主将、竹嶋宏心(松田)の公開プロテストが行われ、前日本フェザー級チャンピオン坂晃典(仲里)とのスパーリングを披露したのち、無事B級ライセンスを取得した。

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