2018年3月26日月曜日

八重樫が2回TKO勝ち、10ヵ月ぶり再起戦飾る

  元世界3階級制覇王者の八重樫東(大橋)が26日、後楽園ホール「第63回フェニックスバトル」のセミに登場。S・フライ級10回戦でインドネシア・フライ級王者のフランス・ダムール・パルーに2回2分24秒TKO勝ちした。

 八重樫は昨年5月、ミラン・メリンド(比)にまさかの初回TKOで敗れ、IBF世界L・フライ級王座から陥落して以来のリング。初回はフットワークを使い、前に出るパルーをさばいた。

 ところが2回は一転、距離を詰めて接近戦を選択。ボディの連打から右を打ち下ろして最初のダウンを奪うと、さらに立ち上がったパルーに襲い掛かり、左フックでダウンを追加。最後は左ボディを突き刺し、パルーがひざまずくと主審が試合をストップした。

 35歳の八重樫は「こうやって戻ってこれて楽しいところだと思えたし、やっぱりボクシングはいい。まだまだS・フライ級でやっていけるとは思ってない。もうちょっと精進します」と話した。戦績は26勝14KO6敗。パルーは20勝12KO19敗2分。

 大橋秀行会長は「前回1ラウンドKO負けだから動きが固かった」とし、S・フライ級で4階級制覇を目指すかどうかは、今後の様子を見て決めるとした。

◇65.0キロ8回戦
井上浩樹(大橋)[KO2回1分4秒]ワチラサク・ワイヤウォング(タイ)

 日本S・ライト級2位のサウスポー井上は初回から上下に強打を打ち込んだ。2回、左ストレートがドンピシャで決まり、10カウントを聞かせた。戦績を11勝10KO無敗とした井上は年内のタイトル挑戦をアピールした。

◇バンタム級8回戦
中嶋一輝(大橋)[TKO1回1分25秒]シリポン・プラスロエドポン(タイ)

 サウスポーの中嶋はスタートから力強い左ストレート、右フックでシリポンに襲い掛かり、強烈な右フックが決まるとシリポンがキャンバスに落下。即ストップとなった。芦屋大出身の元国体王者、中嶋はデビューから4連勝(3KO)。